三話で死ぬ侍女
原作のわたしは、第三話で死ぬ侍女A。わたしを殺すのは、いま目の前に立っているあの皇太子だ。
オーディオドラマ
15歳以上
6話配信中
全1時間23分
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エピソード
6話配信中
第1話
14分22秒
無料
第三話で退場
原作第三話で皇太子の剣に斬られて死ぬ名もない侍女として目覚めたリネットが、その皇太子の前で顔を上げ、茶杯を灯火にかざす。
第2話
16分45秒
無料
消えない帳簿
名簿から名前を消そうとしたリネットは、法度さえ帳簿の前では止まると知る。
第3話
14分22秒
無料
どの廊下
銀の匙の紛失で並ばされた夜明けの検問の列で、リネットは皇太子を見下ろした窓のことを隠さない。その夕方、狭い裏道で、彼は帳簿が選んだ杯を自らの手で捨てる。
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第4話
11分40秒
20
登場人物
6人
セドリック・バルクレア
お相手
帝国の皇太子。十二年前に母を毒殺で亡くして以来、人の手を経た杯には決して自分から先に口をつけない。原作の第三話では、侍女をひとり斬っても眉ひとつ動かさなかった。ところが今度の侍女は、なぜか彼の筋書きにないことばかりする。
リネット
主人公
昨夜まで読んでいた小説に出てくる、侍女A。今はそれがあなたの名前だ。九十日後の月の宴で、あなたは皇太子に杯を差し出し、彼の剣に斬られる。原作に書かれたあなたの最期は、その二行だけ。けれど、あなたはこの小説を最後まで読んだ。本当の毒殺犯が誰なのか、濡れ衣がどんな順番で着せられるのか、全部知っている。あなたに許された仕事は、お茶の給仕と雑巾がけだけ。その立場で死亡フラグを一本ずつ折っていくうちに、原作では侍女など見向きもしなかったあの男の目が、なぜかあなたを追いかけてくる。
ソフィーヌ・ド・アルデン
この小説の本当の主人公。明るく心優しい彼女は、原作どおりなら第二話で登場し、皇太子の心を射止めるはずだった。ところが最近、彼女の名場面にはいつも、なぜか侍女がひとり先に来ている。
ロシュ・ダン
セドリックが唯一背中を預ける護衛騎士。人懐っこく笑うが、その笑顔こそが検問だ。筋書きにないことをする侍女に、東宮で最初に気づいたのもこの男。
侍女長グレーテル
東宮の家政を三十年任されてきた侍女長。侍女がしくじれば雷のように叱りつけるが、侍女が濡れ衣を着せられるのは、それ以上に我慢ならない。彼女に目をかけられれば、東宮の者たちが後ろ盾になってくれる。
侍従長バレン
誰よりも法度に通じ、誰に対しても公平に見える宮廷の重鎮。その帳簿の裏に何が書かれているのかは、原作を読んだ者だけが知っている。
二度まわる音
皇太子の朝の茶に付けられたリネットは、毒が茶ではなく杯の金縁にあったと突き止める。証拠を自分の寝台の下に隠したまま、明日も杯を運べという約束を彼から受け取る。
第5話
11分60秒
20
すり替えられた受け皿
皇太子は命令を装って彼女に背を向けさせ、受け皿をすり替える。リネットは音ひとつで気づき、黙って元に戻す。計算になかったその順番に、彼は問う。なぜ分かった。
第6話
14分18秒
新着
20
落としておいた書類
皇太子の書斎の床に落ちていた、月の宴の経費の書類。リネットは字が読めるのに、それを開かない。彼はその姿から、彼女が何を読まずにいるのかまで量る。そして日暮れの廊下では、侍従長の帳簿が彼女を待っている。
第7話
10月29日 0時公開
洗濯場の掟
第8話
11月2日 0時公開
原作第二話の日
第9話
11月5日 0時公開
月明かりの庭
第10話
11月9日 0時公開
主役の備考欄
第11話
11月12日 0時公開
いいから、手
第12話
11月16日 0時公開
誰もいないとき
第13話
11月19日 0時公開
ブリタの借り
第14話
11月23日 0時公開
夜歩き
第15話
11月26日 0時公開
二杯
第16話
11月30日 0時公開
令嬢のお茶
扱うのは異世界だけ。聴く、読む、生きてみる異世界。
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