九尾の狐とシェアハウス

第4話 夕べの挨拶

閉ざされた部屋の向こうの言葉を盗み聞きし、一日じゅう部屋に隠れていたトハは、日暮れ、何も煮えていない台所へ出て夕べの挨拶をする。彼が差し出した同居のルールの下に、ハルは古い筆跡でたった一行を書き添える。